中国 四川省 成都 日常ブログ

中国 四川省 成都を中心とし、日本人の僕から見た中国を赤裸々に綴ってます

成都の地下鉄の乗り方

《中国の地下鉄は ほんと安い》

(できるだけ詳しく書きますね)

 

成都の地下鉄の乗り方をできる限り詳しく説明しますね。

これは成都に限らず、中国全体でも同じようなシステムだと思いますのでご参考に。

中国へ行かれた事がない方は、中国の地下鉄ってごちゃごちゃしてるんちゃうとか、並ばずに押し合い圧し合いになってるイメージを持たれてる人がチラホラいらっしゃいますが、

ここ成都の地下鉄は まったくそんなイメージとは皆無です。

ただし、それなりに日本と違う習慣のルールみたいなとこもあります。

切符の買い方から順番に説明しますね。

まず、最寄り地下鉄を探します。

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成都は地理的には円を描くような形ですので

基本的には円の中心が街の中心となります。

天府广场や春熙路が街の中心的な地区です。

1号線 2号線 3号線 4号線 7号線 10号線と

路線がありますので、行き先によって乗り換えは必要かと思います。

僕の場合、ほとんど使用することはないですが

念のため このアプリをダウンロードしてます。

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中国大陸全体の地下鉄案内ですので、成都に限らず便利なアイテムです。

成都市内は地下鉄がほぼモーラされてますので利用されることをオススメします。

また日本でいう在来線といった路線が存在してるのかわからないくらい地下鉄しか乗りません。地上の線路や踏切も見たことがないのです。

地下鉄か高速鉄道の利用のみです。

各駅ともとても整備されてて綺麗な駅が多いですよ。

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とても清潔です。

改札口に着きますと まず券売機を探して下さい

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このように静かで順番待ちになってない駅もあれば、切符を購入する人が多い並んでる駅もありますので、まずは経験と思われる方は なるたけ人気の少ない駅で実践してみて下さい(^-^;

これが券売機です。

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行き先を液晶画面をタップします。

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路線番号や駅名をタップすれば拡大できます。

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拡大したまま指でスクロール出来ますので、押し間違い予防にはいいかもしれないっすね。

行き先の駅が見つかれば駅名をタップします。

そうすれば料金案内の画面が表示されます。

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必要枚数をタップします。

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次に支払い方法を選びます。

僕の場合は、支付宝か微信支付で支払ってますのでどちらかをタップしてます。

元気の場合は現金支付をタップして、「纸币」もしくは「硬币」に直接お金を入れて下さい。

※現金決済をした事ないので例えば100元札を入れて釣銭が出てくるのかどうかは不明です(^^;

なるべく硬貨や10元札を利用された方がよいかと思います…。

支付宝での決済は めちゃくちゃ簡単です。

必要枚数をタップした後は、このようなQRコードが出てきます。

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これを予め携帯にて立ち上げてた支付宝のリーダーで読取ります。

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顔認証をすればあっという間に購入です。

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そうすればプリペイドカードのような切符が自販機から出てきます。

カードは新品でない事が多いですw  使い回ししてる感じですね😅

距離があっても7元(107円)くらいです。

距離換算すれば日本と比べると9分の1くらい。

 

乗車券を買えば改札の前の手荷物検査が待ってます。

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もう少し近づいて写真を撮ればよいのですが、その辺りはなんせ中国なので、どこで引っ張られるかわかんないので…。

手荷物検査と言っても、飛行機の様にポケット中やベルトのバックルやブレスレットまで外す必要はありません。ポケットの中に携帯を入れたままゲートをくぐっても大丈夫です。

ベルト式の手荷物検査の機械はバッグや購入した商品などを置いて検査を受けます。

ただし果物等はベルト式の機械を通さずに、ゲートをくぐった職員により検査を受けます。

日本にないシステムなので昔はちょっと緊張したりもしましたが、今は投げ捨てるようにベルトに流してます

がしかし…これが人の流れを止めてしまう最大の要因なんす。

街の中心街の駅などでは行列を引き起こしてます。

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券売機前でこの状態ですので、手荷物検査はもっと混み合います。

ズラリと個人スペースがない隙間なく並んでる中で100元札は使わない方が賢明かと思います。

もし渡航中に地下鉄を頻繁に使われるようならば一番スムーズな方法があります。

チャージ式のプリペイドカードを購入すれば、毎回自動販売機で乗車券を買わなくても済みます。

駅の片隅にこのような販売機があります。

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1枚カードを作るのに35元掛かりますが、思い出の品としてアイテムなら納得できるかと…。
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日本にいる親友からの依頼で2枚購入しました
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カードを購入しただけでは地下鉄に乗れないのでカードにお金をチャージします。

購入したプリペイドカードを挿入します

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チャージしたい金額をタップします
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後は、現金もしくは支付宝等でチャージするだけです。
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手荷物検査を終えたら自動改札です。

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券売機で購入したチケット改札に入る場合は、チケットをリーダーにかざすだけです。

改札を出る場合は、チケットを改札機に入れてサヨナラしますとゲートが開きます。

プリペイドカードをお持ちの方は、出るときもリーダーにかざして下さい。

プラットホームは人気が少ない時は、このような感じです。

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転落防止ゲートが各駅全て整備されてます。
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必ず看板内の矢印を見て進行方向を確認です。
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中心地では大勢の人がホームで待ってますが、意外にも それなりに順番に列を作ってはります。すーっと白々しく横入りしてくる おっさんとかもたまに居ますけどね…。

あんましムカつく事は不思議とないのが中国マジックです。

がしかし、いざ電車がホームに入ってきますと日本のように降りる人優先はあり得ません。

左右から降りる人は降りて、真ん中から乗車する人がどんどん入り込む感じです。

特に子供を抱えた年配女性は最強です!

我が物顔で降りる人とゴンゴン肩が当たっても我先にと座席確保を目指してます。

中国では、優先座席と表記された席は 身障者、老人に加えて、子供も弱者と見なされてますので利用することができるのです。

これに関しては僕は非常に疑問に思う所なんですね…。

だから子供を抱えた老人は最強なんですよ…。

座席の譲り合いも 日本より多いです。もちろん関西のおばはんみたいな人も居ますよw

先日もお連れさんの隣が空いたので、座ろうと思いきや、投げ捨てるようにバッグを置いて、座席を陣取られました…。

二人で苦笑いしてますと、ようやく おばはんは状況を察知したのか自分が座ったあとに、ぎゅうぎゅうと尻で空間を作って、僕にここに座れって言うてきました。

お連れさんの太ももとおばはんの太ももの上に座ってました…。

こういうコミュニケーションがほんと面白いんですよ(^^)(^^)

つり革ぶら下がってて、何か足に当たるなと思えば

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(^^;)(^^;; ドリフやないんやから…。一体このタライは何するためのタライなのか…。

隣の女性は、鳥でも取りに行くのか…。

車内は台湾とは違って、飲食しても大丈夫です。

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日本のように、会話も禁止されてません。マナーモードにする必要もありません。携帯でドラマを見ている時は常にスピーカーです。

僕は日本人ですやん…だから

お連れさんがtiktokやドラマを見てる時は、しれっとお連れさんの携帯電話の音量ボタンを押して、耳障りにならない程度に音量を絞ってます(笑)

ここ最近、何も言わずにイヤホンを渡しました…。

成都はもちろん、中国で地下鉄を利用される時は色んな日本の常識は白紙にされて利用してもらえれば、結構色んな発見があって楽しいですよ。

是非 成都の地下鉄を体験してみてください。

ただし、終電は各線とも11時過ぎと早めなので夜遊びはほどほどに。