中国 四川省 成都 日常ブログ

中国 四川省 成都を中心とし、日本人の僕から見た中国を赤裸々に綴ってます

双流空港内のこと

《壁を吸うタバコ》

(喫煙室で発見)

成都の空港は、成都双流国際機場があります。

決して大きな空港ではなく市内中心部から

タクシーで約20分くらいの場所にあります。

空港全体の事は またいずれ詳しく

説明するとして、今日は喫煙室につい説明します。

恐らく中国の空港共通してだと思いますが

ライターは手荷物不可です。

自主的に出国審査前の没収ボックスに入れるか

もしくは手荷物検査で必ず引っかかって没収されるかのいずれかです。

タバコ自体は没収されませんし、iQOSも持込オッケーです。

無事に検査を通過して、幾らか免税店が並ぶ

搭乗ロビーに行きますと、

何故か喫煙室(吸烟室)が存在しています。

私はてっきりここ最近にライターの没収が改正されて、喫煙室を排除することができてないのかと思ってました。

だから 空港に到着して 空港ロビーに入る前に

外で目一杯 害煙を吸い込んで ロビーに向かってました。

というのも、やっぱり中国ですので

ロビーに入るだけで手荷物検査と てめぇの検査が必要なので、タバコを吸うために一旦空港を出れば また検査を受け直さなければならなくて

とても面倒くさい事になるからです。

僕の場合、両刀使いなので ライターを没収されれば iQOSで我慢すればいいのですが、飛行4時間余りとなると煙を吸っておきたいわけで…。

先日、喫煙室の前を通りかかれば、

閉鎖されてるわけでもない様子で、どういう訳か タバコを吸ってる人がいるではありませんか!

「この人達はどうやって検査をクリアした?」

とても不思議に思いつつ僕も喫煙室へ入りました。

iQOSなんて成都で吸ってる人は見かけた事ないし、プカプカ煙が立ち込めているので

とりあえず 誰かにライターを借りようと

「打火机(ライター)」と火を貸してくれ

ボディートークで話しかけたところ

2.3人の人に中国語で何やら言われたと思うと

一人の人が私の背後を指差しました。

「へ?」

と振り向けば

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なんだ…これ…。

理解に苦しんでる様子を見て、指差した人が

この機械に近寄ったと思うと、

この穴の中にタバコを入れて、壁に向かって

吸い始めました…(•'-'•)

すると緑色のランプが赤くなり、煙が出てきて

タバコに火が灯りましたw

なるほど!これで火を付けてたのか!

初めて知りまして「谢谢」とお礼を言って

私もトライ。

これがまたけっこう吸わないと火がつかなくて

火がついたあと、辺りに星がチラつきました。

これでやっと離陸直前にタバコを吸えるわ…と

思いつつ 喫煙室でゆっくりしながら、次から次へと壁に向かって吸い始める人々のさまが

とてもシュールに見えてきて 一人ほくそ笑んでました。

増してや、穴の間隔がとても狭いので

隣の人と頬を擦り合わせるくらいの距離で

壁に向かって吸わなければならず

これまた滑稽で面白いのです。

 

関空や成田の喫煙室で

「すみません…ライター貸して下さい」と

お願いされる人は、恐らく中国から帰国させた

人だと思います(^^;;

僕かもしれませんが

どうか貸してあげて下さいませ。