中国 四川省 成都 日常ブログ

中国 四川省 成都を中心とし、日本人の僕から見た中国を赤裸々に綴ってます

成都のスーパー

《中国系スーパーはやっぱりちょっと違う》

(量り売り多し)

マンションの周囲には、歩いて行けるスーパーが4ヶ所あります。

外資系はイトーヨーカドーとカルフール

中国系はこの前紹介した盒马と永辉超市という2つのスーパーがあります。

因みに中国語でスーパーは超市(チャオシ)と言います。

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大概このようにマンション下にあるの事が多いので近隣の住民にとってはとても便利

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店内に入ると1階は専門店が多くあり宝石店もあれば電化製品、衣料品店や飲食店、煙草店その他沢山テナントとして入ってます。

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このスーパーの場合は、2階が食料品売り場となってますので、入口付近にある大きなカートを押しながら2階へと向かいます。

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日本でも大型店によくあるカートごと乗る事ができるエスカレーターです。

店内は基本的に入口と出口は別れてますが必ず警備員のような人が居ますので案内してくれます。

一見は普通の大型スーパー

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商品が綺麗に陳列されてます。

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中国の果物はほんと種類豊富で安くて美味しい

滞在中はかなりの種類の果物を堪能してます。

店内を進んでいけば、ここから中国系独特のスーパーの様相に変わります。

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山積み状態。

ここで覚えていて欲しいことがあります。

中国系のスーパーは殆どが量り売りをしてて、必ずといっていいほど単位は1斤(500g)。

日本のように100g単位じゃないです。

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どでかいナスやゴーヤも全て1斤からの価格。

こんなに食えるか…って思ってしまいます。

山積みになってる商品を個々で自由に備え付けのビニール袋に詰め込んでいきます。

カートも大きいんで 量り売りコーナーは人とカートでごった返します。

そんな中を何故か営業時間中にフロアを掃除する機械に乗ったおっさんがワシャワシャ洗剤撒き散らしながら通り過ぎていきます。

この辺り 日本人にとっちゃ衛生的にどないよって思われるかもしれませんが、中国人は合理的なので店内営業中に何もかも済まします。

争奪戦にて得た食品は、各コーナー毎専用の量り売り場へ持っていきます。

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係のおばちゃんが計量してくれたあと、バーコードを貼ってくれます。

また必ずといっていいほど量り売りコーナーでは 逸れる事多いですが、見つかった瞬間 キレられます。

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お菓子コーナーも山積み状態

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お菓子も量り売りで重さを計ってもらわなければいけません。

パッケージしてあるのに不思議…。

ここからはちょっと衝撃的コーナーなので、見たくない方はスルーしてください。

生物コーナーでございます。

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サランラップなんてまったくしてない。客がグニュグニュ肉を押して確かめてご購入。

お鳥さんにおいても無駄なく食べます。

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いわゆる足先です。ベムです。

たまに火鍋の具で注文されて無理やら食べさされますので大分慣れました。

味はなく、食感は豚足ににてコラーゲンの固まりみたいな感じ。

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鳥はこのように顔なくお腹むき出しの1羽売りで売ってます。写真の左下には、鳥じゃない足を見えてます…。

生前はピョンピョン跳ねてたんやろな…。

「こんな状態でどれが新鮮かなんて、よう見れへんわ…」って思いきや

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まるで野菜見てる感じで足を握って持ち上げて品定めしてた…。

この界隈はそれはもう…

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触って投げてって感じですww

ちょっとだけ清潔っぽく陳列してる肉です。

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吊り下げ式。

ザリガニさんもいらっしゃいます。

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僕はこれだけは食べれないです…

必ず「不要」です。

何故か米もてんこ盛りで積まれてますw

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なんだかんだといつも徘徊した後はレジへ向かいます。

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皆さんきちんと順番守ってレジ待ちされてて、この辺りのマナーはしっかりしてます。

ご覧の通り量り売りで買った品が多いんです。

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レジは日本とほぼ同じで店員さんが最初的にバーコードを読み取るだけです。

ただしやはり9割以上は現金では支払いません

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自分のQRコードを掲示すれざ即決済。

 

決済は電子化なのに何故未だに量り売りをしてるのかこの辺りのギャップがなかなか面白いんですよ。

成都にこられた時は イトーヨーカドーもいいですけど、めちゃ安くて楽しい中国系スーパーへも是非是非足を運んでみてくださいね。

成都の地下鉄の乗り方

《中国の地下鉄は ほんと安い》

(できるだけ詳しく書きますね)

 

成都の地下鉄の乗り方をできる限り詳しく説明しますね。

これは成都に限らず、中国全体でも同じようなシステムだと思いますのでご参考に。

中国へ行かれた事がない方は、中国の地下鉄ってごちゃごちゃしてるんちゃうとか、並ばずに押し合い圧し合いになってるイメージを持たれてる人がチラホラいらっしゃいますが、

ここ成都の地下鉄は まったくそんなイメージとは皆無です。

ただし、それなりに日本と違う習慣のルールみたいなとこもあります。

切符の買い方から順番に説明しますね。

まず、最寄り地下鉄を探します。

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成都は地理的には円を描くような形ですので

基本的には円の中心が街の中心となります。

天府广场や春熙路が街の中心的な地区です。

1号線 2号線 3号線 4号線 7号線 10号線と

路線がありますので、行き先によって乗り換えは必要かと思います。

僕の場合、ほとんど使用することはないですが

念のため このアプリをダウンロードしてます。

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中国大陸全体の地下鉄案内ですので、成都に限らず便利なアイテムです。

成都市内は地下鉄がほぼモーラされてますので利用されることをオススメします。

また日本でいう在来線といった路線が存在してるのかわからないくらい地下鉄しか乗りません。地上の線路や踏切も見たことがないのです。

地下鉄か高速鉄道の利用のみです。

各駅ともとても整備されてて綺麗な駅が多いですよ。

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とても清潔です。

改札口に着きますと まず券売機を探して下さい

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このように静かで順番待ちになってない駅もあれば、切符を購入する人が多い並んでる駅もありますので、まずは経験と思われる方は なるたけ人気の少ない駅で実践してみて下さい(^-^;

これが券売機です。

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行き先を液晶画面をタップします。

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路線番号や駅名をタップすれば拡大できます。

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拡大したまま指でスクロール出来ますので、押し間違い予防にはいいかもしれないっすね。

行き先の駅が見つかれば駅名をタップします。

そうすれば料金案内の画面が表示されます。

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必要枚数をタップします。

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次に支払い方法を選びます。

僕の場合は、支付宝か微信支付で支払ってますのでどちらかをタップしてます。

元気の場合は現金支付をタップして、「纸币」もしくは「硬币」に直接お金を入れて下さい。

※現金決済をした事ないので例えば100元札を入れて釣銭が出てくるのかどうかは不明です(^^;

なるべく硬貨や10元札を利用された方がよいかと思います…。

支付宝での決済は めちゃくちゃ簡単です。

必要枚数をタップした後は、このようなQRコードが出てきます。

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これを予め携帯にて立ち上げてた支付宝のリーダーで読取ります。

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顔認証をすればあっという間に購入です。

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そうすればプリペイドカードのような切符が自販機から出てきます。

カードは新品でない事が多いですw  使い回ししてる感じですね😅

距離があっても7元(107円)くらいです。

距離換算すれば日本と比べると9分の1くらい。

 

乗車券を買えば改札の前の手荷物検査が待ってます。

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もう少し近づいて写真を撮ればよいのですが、その辺りはなんせ中国なので、どこで引っ張られるかわかんないので…。

手荷物検査と言っても、飛行機の様にポケット中やベルトのバックルやブレスレットまで外す必要はありません。ポケットの中に携帯を入れたままゲートをくぐっても大丈夫です。

ベルト式の手荷物検査の機械はバッグや購入した商品などを置いて検査を受けます。

ただし果物等はベルト式の機械を通さずに、ゲートをくぐった職員により検査を受けます。

日本にないシステムなので昔はちょっと緊張したりもしましたが、今は投げ捨てるようにベルトに流してます

がしかし…これが人の流れを止めてしまう最大の要因なんす。

街の中心街の駅などでは行列を引き起こしてます。

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券売機前でこの状態ですので、手荷物検査はもっと混み合います。

ズラリと個人スペースがない隙間なく並んでる中で100元札は使わない方が賢明かと思います。

もし渡航中に地下鉄を頻繁に使われるようならば一番スムーズな方法があります。

チャージ式のプリペイドカードを購入すれば、毎回自動販売機で乗車券を買わなくても済みます。

駅の片隅にこのような販売機があります。

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1枚カードを作るのに35元掛かりますが、思い出の品としてアイテムなら納得できるかと…。
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日本にいる親友からの依頼で2枚購入しました
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カードを購入しただけでは地下鉄に乗れないのでカードにお金をチャージします。

購入したプリペイドカードを挿入します

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チャージしたい金額をタップします
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後は、現金もしくは支付宝等でチャージするだけです。
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手荷物検査を終えたら自動改札です。

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券売機で購入したチケット改札に入る場合は、チケットをリーダーにかざすだけです。

改札を出る場合は、チケットを改札機に入れてサヨナラしますとゲートが開きます。

プリペイドカードをお持ちの方は、出るときもリーダーにかざして下さい。

プラットホームは人気が少ない時は、このような感じです。

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転落防止ゲートが各駅全て整備されてます。
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必ず看板内の矢印を見て進行方向を確認です。
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中心地では大勢の人がホームで待ってますが、意外にも それなりに順番に列を作ってはります。すーっと白々しく横入りしてくる おっさんとかもたまに居ますけどね…。

あんましムカつく事は不思議とないのが中国マジックです。

がしかし、いざ電車がホームに入ってきますと日本のように降りる人優先はあり得ません。

左右から降りる人は降りて、真ん中から乗車する人がどんどん入り込む感じです。

特に子供を抱えた年配女性は最強です!

我が物顔で降りる人とゴンゴン肩が当たっても我先にと座席確保を目指してます。

中国では、優先座席と表記された席は 身障者、老人に加えて、子供も弱者と見なされてますので利用することができるのです。

これに関しては僕は非常に疑問に思う所なんですね…。

だから子供を抱えた老人は最強なんですよ…。

座席の譲り合いも 日本より多いです。もちろん関西のおばはんみたいな人も居ますよw

先日もお連れさんの隣が空いたので、座ろうと思いきや、投げ捨てるようにバッグを置いて、座席を陣取られました…。

二人で苦笑いしてますと、ようやく おばはんは状況を察知したのか自分が座ったあとに、ぎゅうぎゅうと尻で空間を作って、僕にここに座れって言うてきました。

お連れさんの太ももとおばはんの太ももの上に座ってました…。

こういうコミュニケーションがほんと面白いんですよ(^^)(^^)

つり革ぶら下がってて、何か足に当たるなと思えば

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(^^;)(^^;; ドリフやないんやから…。一体このタライは何するためのタライなのか…。

隣の女性は、鳥でも取りに行くのか…。

車内は台湾とは違って、飲食しても大丈夫です。

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日本のように、会話も禁止されてません。マナーモードにする必要もありません。携帯でドラマを見ている時は常にスピーカーです。

僕は日本人ですやん…だから

お連れさんがtiktokやドラマを見てる時は、しれっとお連れさんの携帯電話の音量ボタンを押して、耳障りにならない程度に音量を絞ってます(笑)

ここ最近、何も言わずにイヤホンを渡しました…。

成都はもちろん、中国で地下鉄を利用される時は色んな日本の常識は白紙にされて利用してもらえれば、結構色んな発見があって楽しいですよ。

是非 成都の地下鉄を体験してみてください。

ただし、終電は各線とも11時過ぎと早めなので夜遊びはほどほどに。

 

 

成都のマッサージ

《如何わしいマッサージでなくガチです》

(盲人医疗按摩)

最近夏バテでブログ怠ってたです。。

二週間に一度は必ず、1元チャリンコ漕いで

通ってるマッサージ店です。

名前の通り、如何わしいマッサージの方でなく

視覚障害の方がマッサージをしてくれる店です。ちなみに中国ではマッサージのことを

アンモと言います。

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とても入るのに勇気のいる佇まいですが、全く問題ありません。

二階に上がると おばさんが居ますので、マッサージの内容を伝えます。

僕の場合はいつも 背中から腰にかけて、手加減なくマッサージをして下さいと、翻訳機越しに伝えますが、ここ最近は顔見知りなので 

「おお日本人、また来たか」って感じの顔をされます。

大概お連れさんは横のベッドに腰掛けて

私が伝えきれない痛みや要望を通訳してくれるので助かってます。

がっしかし

やっぱり中国人同士やないですか…。なにを言ってるのか分からんのですけど、たまに喧嘩をして間がない時なんかは 本気でマッサージされることがあります。

何て伝えたんやろ…。。

因みに あまりにも痛い場合は

「トン‼️(痛い)」と叫べば良いです。

「トントントントン‼️」と連呼もありです。

気持ちが良い場合は

「シューフ」とか「シュフ」って言ってたら

伝わります。

僕の場合は写真の通り、拉致される勢いで店に連れて行かれますので、あまり「シューフ」と言ったことなし。

「はよ入りなさい!」と引っ張られます…。

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待ち構えるのは 目は不自由なれど どんだけ握力と指圧が強いねん…って人ばかりです。

ベッドの頭辺りがドーナツのように穴が空いてて、そこに俯いて寝そべります。

「背中から腰にかけて手加減なくマッサージして下さい」と翻訳機で伝えると

「明白了,明白了」とガチマッサージ開始です。

関西弁でしかうまく表現できませんが

 

ほんまゴイゴイ背中から腰を押されます。

「ふぉーひぇわぁー」とかわけわからん奇声が出しながらも耐えます。

僕の背中は本気で硬いので、本気でやってもらわないとほぐれないんです。

彼らの指圧は半端なく硬い背中の筋肉にぶっ刺さっていきます。

小学の時 夢中になった北斗の拳バリ。

約30分あまり おもくそマッサージしてもらった後は 今度はバキュームによる毒素取りの開始です。

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これがまたよく吸うこと半端ない。

最初は吸引されるのでひきつるのですが

放置されると もうどうでもよくなってきます。

20分あまり放置された後

パカっパカパカパカパカと吸引器を外しますと

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えらいことになってますw

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特に肩の辺りと首周りが腫れあがり、4.5日跡形が残ったままの状態となります。

約1時間の拷問は 70元(1,100円)ととても安いんです。

もちろんマンション近くには お洒落な店構えの足浴マッサージとかアロマとか色々中国もありますが、僕の場合はこの盲人医疗按摩が一番好きなんです。

なんか昔の日本みたいだし、目の不自由な彼らも日本には興味もあるから うちのお連れさんが色々話してますしね。

そんなコミュニケーションが僕はとても好きなのです。

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もちろんこんなお店も現金は皆無な証拠が 支付宝と微信支付のプレートです。

帰りのチャリンコで 降りた瞬間に お連れさんが腫れ上がった背中をおもくそ叩くもんだから

「何よ‼️」って言えば 

「あなたは歩く姿勢が悪いから 背中が硬い」

「だから姿勢が悪いと思えばこれからは毎回殴るからね」と…。

嗚呼…日本の温泉に入って身体をほぐせたらどれほど幸せだろう…と思うこともあります。

やっぱり日本人ですしね。 炭酸風呂に浸かって猿みたいに浮いてたいわけです。

ベッドに入っても熱を持っててなかなか寝付けない…。。

それでも癖になるマッサージなんです。

成都の街中に行けば、それなりに入りやすいような店構えをしてる盲人医疗按摩もあるので

歩き疲れたら是非堪能してみてください。

目が不自由でも みんな朗らかでいい人ばかりです。

四川 麻婆豆腐発祥の地 陳麻婆豆腐

《成都は火鍋だけじゃない》

(こんなに美味いとは驚いた)

 

トリップアドバイザーで評価点のよい

成都にある陳麻婆豆腐に行ってみた。

観光地的なお店は日常的にはあんまし行かないんやけど、お連れさんの親戚も一緒だったし、たまにはお上りさんになってみたいと思って。

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お店の面構えからしてテンション上がってきた

もっと日が暮れてから行って店のネオン等の雰囲気も見たかったんですけど、成都は20時を過ぎても日が暮れないので 行列になる前にお店に向かうことにしました。

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(陳麻婆豆腐 川西民居主题体验店)

電話86-028-87076699

店衣装を着た女性が出迎えてくれます。

ですけど今度いつ連れていってもらえるか不明なので とりあえず写真を納めます。

案の定、店内に入ればはぐれました。

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ええ雰囲気です。

僕の場合は席に座れば 後は何もする事はない。

座る間も無く料理は強制的に決められます。

 

魚が食べられないのと、冷たいコーラ必須だけは知ってくれてるので信じるしかない。

このメニュー見ても辛さ度合しかわかんないですしね…。

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1862年 麻婆豆腐発祥の地として生まれた

陳麻婆豆腐の歴史写真が飾られてます。

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第一便が運ばれて来ました。

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かぼちゃの中は餅米で、ほんのり甘くて

これはセーフティーゾーン。

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お次は川北涼粉という寒天のような食感に具沢山辣油をかけたような料理です。見てくれは辛そうですが案外辛くなくてとても美味しい。

箸休めデザートの冰粉、黒蜜トコロテンです。

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ここの冰粉はとても濃厚。

どんどん料理が運ばれてきます。

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鶏肉かとバクバク食べてたのですが、今、このブログを書くために料理名を聞いてみたら

「鲜椒兔」って…( ̄▽ ̄;)

「新鮮なピーマンとウサギ」

知らないうちに僕はとうとうウサギを食べさされたわけです…。。

鶏肉やと思ってた。

「今度成都の郷土料理を食べるからね」と…

大体察しはつくけど、これはまた次回に。。

 

来た来た!

グツグツ煮込んだ鍋が運ばれてきた。

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出た〜これぞ麻婆豆腐‼️

めちゃくちゃ熱そうでめちゃくちゃ辛そう。

お椀にご飯を持って、その上に麻婆豆腐をかけて食べます。

「美味い…美味すぎる…これは美味い」

食べながらずっと

「好吃 好吃」と繰り返してました。

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男三人なら これで充分な料理の数です。

とにかく

麻婆豆腐の概念が変わるほど美味かった。

 

支払いはテーブルに貼り付けてある店のQRコードを読み取って微信支付で支払いを済ませますので、レジに行く必要はありません。

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支払い金額を見てこれまた驚きです。

名店だからといって豆腐料理にぼったくったりしないのが中国らしくて好きだなぁ〜。

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これだけ食べて154元(2,400円)

1人800円くらいです。

京都の湯豆腐食べたらどんだけ取られることか…。

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店内の作りや雰囲気といい、料理といい この店はほんと素晴らしい。さすが口コミ評価が高いだけの事はありました。

成都は火鍋というイメージですが、麻婆豆腐も馬鹿にしてたらあかんなと反省した思いです。

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陳麻婆豆腐

成都に来られたら必須料理でリスト願います🤲

壁は高くて分厚い中国 ネット規制

《ネット規制の壁を越える手段》

(グレートファイアウォール)

周知の事実だと思いますが、成都でも上海でもはたまたチベットでも 中国本土ではグレートファイアウォールというインターネット規制が君臨してまして、それはそれは便利が悪いったらありゃしないです。

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(成都 天府广场  毛沢東さんこんにちは)

別にエロサイトくらいはガンガン規制かけてくれてもええとは思うんですが、こっとごっとく下記のサイトは全てダメっす。ひとつひとつどんな感じなのかを説明しますね。

まずGoogleから

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トップページすら開きません。

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トップページだけ開きます。その先はまったく入れません。

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トップページすら開きません。

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トップページすら開きません。

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アイコンバッチと通知音はなりますが、それから先は開けません。誰からの通知なのかは分からないです。

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LINEと同じ。アイコンバッチと通知音はなりますが、それから先は開けません。誰からの通知なのかは分からないです。

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中国本土では本土仕様のTikTokを見ることは出来ますが、中国で作られたサイトやのに日本からwechat で動画を送っても、相手は中国で見ることは出来ません。要するに中国本土と日本のTikTokは別物って感じ。

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商品説明は一部見れますが、商品写真はぶっ飛んでしまいます。僕にとっては商売上とても胃が痛い境地です。

まぁ…娯楽的なサイトは辛抱は出来るけどSNSや検索サイトが機能しないのは規制されてるという認識はしてても結構ボディーブロー喰らいます。

恐らくURLの最後が、co.jpとかne.jpで終わるサイトは全て見れないと思います。

 

では日常生活を送る中で、この分厚く高〜いネット壁をどうやって回避してるかですが、僕の場合はシンプルに2通りです。色々トライ&エラーを繰り返して、日常的に安定した方法はこの2つだと思ってます。

まず何だかんだ一番安定してるのは

世界データ定額です。

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自分の携帯のギガデータを使えて色んなリスクもないので安定してるかとは思います。ただひとつネックなのは やはり価格が高いです。24時間で980円。自分のギガデータを使えるので 動画サイトやその他を見られる人は、お得かもしれませんし、携帯全ての機能を日本のまま使えるのは利点です。

僕の場合基本的に、成都に到着した日と、日本に帰る前日に利用しています。 

 

もう一つの方法は、SIMカードを入れ替えてます。

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以前に中国人の知人から教えてもらったこのSIMカードは、とても安定しています。しかも24時間ではなく、2ギガを使い切るまでは速度もそれほど遅くなく5枚買えば1枚860円程度なので、とてもリーズナブル。SNS等の連絡程度しか使われない方は、おおよそ1枚のSIMカードで3日間くらいもちます。今、どれくらいギガ残が残ってるのかを確認するには僕の場合、このSIMカードを入れ替えた時に、設定画面からモバイルデータ通信のローミングをリセットしています。そうする事によっておおよそどれくらい容量を使ってるのか確認できるからです。

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このSIMカードにおいての問題点は、電話が使えないという事です。厳密に言えばSIMカードに登録してある電話番号ならば使えますが、いちいち家族や友達、知人に自分の電話番号を伝えるのはとても面倒くさいです。もちろん家族や友人とはSNSを通じて会話も出来ますがオフィシャルな時は電話が使えないのは やはり不便に思います。

またもうひとつの問題点は、携帯電話をシムフリー解除していないとカードを入れ替えても使用できないです。それぞれの通信会社に行けば3,000円ほどで解除してくれますし、サイト内で自分で解除することも出来るので ご自身で出来る方は料金は発生しないです。

それと機種変更をしたばかりの機種は何かしらの制限があり、auの場合は101日以上使用してからでないとsimフリーに出来なくて、「買わすときは何も説明せんと、契約した後にそれ言うのはせこいで…こっちは死活問題なんやで」って言えば、「一括購入していただければ購入翌日にsimフリーに出来ます」と言われ 半ば強制的に一括で購入せざる得なくなりました。

そんなんやったら最初からAppleストアで買ってたわ…(-_-)なんでこうも日本の通信会社は、高くてセコいんでしょうね…。

それとSIMカードを入れ替える際は充分気をつけて下さい。機内なんかで変えてて、万が一元のSIMカードを無くしてしまったらえらい事です。だから僕は行きと帰りは24時間世界定額を使ってるわけです。

24時間世界定額とこのSIMカードは、共に電波も安定していて 全ての壁をクリアーしています。

過去には、関空で返却するポケットwifiをレンタルした事もありますが 価格も高いし、バッテリー重いし熱いし、わざわざ返却しないといけないし…何しろ安定しない!それとVPNサーバーも利用したこともありますが、これまた安定しないし速度も遅い。

僕の場合は、言語能力2歳です。テザリングできないのは致命的なのです。

またノートパソコンにおいては携帯とパソコンをコードで繋ぎテザリングして使用しています。

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仕事のメールも問題なくチェックできます。

だけど、SIMカードを入れ替えてる時は やっぱり容量を使いたくないですから普段は 部屋のwifiを利用しています。もちろんガチガチホールドの回線ですが、この回線を契約しなければテレビすら見れないのです。

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まぁ…成都に居てて 明日は何処に行くべってなった時にGoogleさんで調べるよりも百度さんの方が詳しいの百度で調べてます。めっちゃ面倒くさいけど、一旦翻訳して検索かけてます。

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そんなこんなで色んな工夫をしないと不便なのは事実です。だけど、通信費なんて日本と比べるととても安いみたいです。この先 中国に行かれるような事があれば今日の事、参考にしてもらえればって思います。

渡航先が中国以外であったとしても、携帯電話はSIMフリーにされてる方がいいです。各国のSIMカードがネットや空港ですぐに購入できますしね。

成都 超オススメ 蜀風雅韻川劇場

《成都らしい川劇に大満足》

(蜀风雅韵川剧院)

ここの川劇はとっても楽しい。

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成都市内の観光名所のひとつに琴台故径という夜には金色に輝く街道があります。

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この光り輝く街道を歩くだけでも楽しいのに、この奥にある梨園という劇場があるのですが、ここで演劇されてる蜀風雅韻は、成都に来られたら是非是非行ってみてください。

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1人200元(3,300円)となかなかの価格ですがこれはVIP席の料金です。

僕は絶品このVIP席をオススメします。

オススメ理由としては、何と言っても席の場所がいいです。1列目から3列目までくらいで川劇を見ることが出来ます✨

またテーブルにはお茶と向日葵の種付きww

そして何と劇が始まる前には、耳掻きサービスがあります😂

耳掻きしてくれたのは、おっさんでした(-_-;)

劇場の入口はこんな感じです。

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予め美团というアプリでチケットを購入してたので入場はとてもスムーズに入れました。

また席も2列目だったので ほんと最高。

べっぴんさんの司会から始まり

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それはそれは華やかなです。

成都に来たなぁ〜って実感してもらえると思う

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そして、こんな音楽も聴くと、「ああ…今、中国に居るんだなぁ」ってしみじみ。

 

吉本新喜劇みたいな おっさんも居ます。

このおっさんとおばさん何言ってるんかわからんけど とりあえずオモロいっすw

お連れさんはよく笑ってました。

 

成都に来たら お約束で見て欲しいのは やっぱり変面っすね(^_^)

何回見てもどうやってるんかわからへん…(^-^;

他にも影絵があったり

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人形劇があったり

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そんなこんなで約二時間堪能できます。

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なんて言ったらいいんかなぁ…

こういった劇を観てても成都の人って全然ガサつくないの。ワイワイ賑わってるけど、客の層がまったく下品じゃないんです。

どう表現すればいいのか難しいけど、穏やかに観ることができるんです。

 

もちろん僕ら日本人は 成都の人々からすれば

まだまだアウェイな立場です。日本人慣れしていない土地なので、日本人に対して色んな思いを抱いてる人が、とてもとても多いです。

うちのお連れさんも同じです。

いつかまたそんな話もブログに書こうとは思いますが、基本的に成都の人々の性格は穏やかです。

だからこういった劇を観にいっても、周囲がウザくて気分が悪いといった事はあまり経験ないですしね。

 

蜀風雅韻川劇を堪能した後、

またこの金色の街道を

そぞろ歩きで帰るわけです。

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成都…いい街ですよ。

ぜひいらして下さい。

中国人の「ごめんなさい」

《日本人が謝りすぎなのかなぁ…》

(对不起dui bu qi)

中国人は ありがとうとごめんなさいは言わないのうち、前回は「ありがとう」について書きました。

今回は「ごめんなさい」について書いていきます。

中国人はなかなか謝らないと言われてますが、

そんな事もないですよ〜。

確実に自分に非がある場合は謝りはります。

確かに「谢谢」ほど頻繁には聞くことはないですし、僕も数回ほどだけ言ってもらったりメールの文章が送られてきたりしたくらいです。

だけど、彼らは謝る時は謝ります。

では、どんな時に「对不起」と言うかですが、私が経験した範疇でしかありませんのでご了承くださいまし。

他人の中国人から謝ってもらったことは、買付した商品に不備があり それを指摘しに行った際に店の女性から とても丁寧な面持ちで「对不起」と言われました。しかも両手を前に合わせて、お辞儀付きでした。

あまりの低姿勢にこっちもそれ以上文句も言えんかったです…σ^_^;

男は単細胞っすね…。

もう一つは 香港から成都に帰る時、香港国際空港でチェックインする際。

ほら、こんな時って、めっちゃくっちゃ並んでるやないですか。(写真は関空発成都行き)

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当たり前っすけど、日本人は僕だけ。

ほぼ成都の人達なので みんなどっさりカーゴにスーツケースを積んで今か今かと並んでるわけです。

ここでひとつ明らかに日本人と中国人の違いがあります。彼らは行列の距離感が異様に近いんです…後ろを振り向くと こっちが仰け反るほど近くに顔がありますw

女性ならまだしも、おっさんでも吐息がかかる距離です…。

僕の真後ろをカーゴを押して順番を待つ女性がやたらと背後至近距離にカーゴを押してくるので「もうちょいスペース空けてよ…」って思ってた最中にカーゴのコマが僕の靴のカカトにガツンと接触。

ほら〜って感じで僕が振り向いた瞬間

「对不起, 对不起, 对不起, 对不起, 对不起,」と对不起を連呼してました^^;

その時ばかりは、僕も思わず「不客气」って返しました^^;

それ以降チェックインするまで、彼女は凄まじく距離感をキープして並んでくれましたww

未だにお連れさんが 私に对不起と言ってくれた事は無いですけど、ある雨降りの日、傘を広げようとした時に水しぶきが隣の人にかかった時は

「对不起」って謝ってました。

その時 僕は、謝ったぞ…って目が丸くなりましたww。

ですので、中国人の方も 決して謝らないわけではなく、自分に非が100%ある場合は 謝りはりますよー。

 

が、しかし!

自分に少しでも非がない場合は、絶対謝らないです…。非がないというのも 当本人の解釈で主張する余地がある場合は、それはそれは翻訳機越しにたたみ込んできます…(-_-)

大概反論された後に 読んでみろ!とばかりに投げ返されます。

※翻訳機の液晶画面を見るのが恐怖です。

wechat も同じです。大概は短文や単語で返信してきますが、自分の気持ちや主張を送ってくる時は長文です。翻訳アプリで文章を何通りかにして区切って翻訳しなければ 訳わからん解釈をしてしまうのです。

それが発端で火に油を注いでいきます。

どんどん方向がズレてきて、まるで僕が全て悪かったような展開になってくるのです…。

これって大なり小なり 中国の外交と似てる気もしますww

中国人は自己主張が激しいですね。

だからある面 外交交渉が上手ですしね。

でも日本人って、まず周囲の空気感や 相手がどう思ってるかとか考えながら話すじゃないですか。例を例えますと

「申し訳ないけど僕はこう思うで」とか

「確かにあんたの言ってることもわかるけど」

とか、相手を立てつつ自分を主張するみたいな感じでしょ。

それとか、「昨日送ってくれてすまんかったな」とか「すみません、ごちそうになります」とか 謝るというか、言葉の橋渡しみたいな役割で「ごめんな」「すみません」を使います。

あと、「私もごめんね」とか

「私も悪いとこあったかもしれん」とか言ってくれてさえ全て丸く収まることってあると思うのです。

「いや、こっちも言い過ぎたな」とか

「こっちも態度悪くしてごめんな」とか

なんてスムーズな火の消し方でしょう✨

 

が、しかし!

中国では通用しませんっ。

てか、世界中でも通用しないんとちゃうかなって感じます。

中国人にとっては、謝る時は 自分が全面的に悪いと思える時のみです。

それ以外は、自らの面子が許さないのです。

だからもしも、「僕も悪いとこあったし」って火が消えてないうちに発言するものなら

「あなたはなぜもっと大脳を働かせてから発言しないのだ?」と言い返されます…(涙)

そんな言葉を投げ返された夜は、たま〜に一人歩きします。

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夜風が涼しくて気持ちいいわ…って感じ。

 

天を仰ぐこともありますし、ため息が出る時もあります。

だけど考えようによっては 反面、中国人の方が 裏がないのかもしれないですね。

真っ直ぐストレート投げてきます。

おもくそボール球でも

「受け止められない あなたが悪い」

 

そうやって、いいように解釈して日々過ごせば何となく男女問わず中国人の可愛らしいところが見え隠れしてくると思います。

日本人は日本人の良さがあり

中国人は中国人の良さがある。

お互いが主張と尊重を融合させれば、いい関係を築けると思うんやけどなぁ…。

 

きっと難しいことやろなぁ〜って実感します。

中国人の「ありがとう」

《親しき仲には礼儀なし》

(谢谢 )

よくネットとかに中国人はありがとうとごめんなさいは言わないとか書いてあると思います。

そんな事はないですよ〜。

特に谢谢xiexieはしょっちゅう耳にします。

厳密に言えば、

「好hao,  谢谢」って言います。

例えば、電車で席を譲ってもらったり、道を教えてもらったり 日本人が当たり前に礼を言う場面では、中国人も同じように「ありがとう」って言ってます。

飲食店で注文した物を店員が届けてくれるときも「ありがとう」って言います。

写真のこんな場合は「谢谢」飛び交ってますw

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ただし中国語は日本語にあたる「ございます」という言葉はないので、少し丁寧にお礼を言う時は

「谢谢你ni」「ありがとう,あなた」って言えば

良いかと思います。

なんせ2歳児の語学頭なので あくまでも普段耳にしてる言葉を感じたままに書いてますので

お許しを。

また、ありがとうに対して返す言葉は

「不客气bu ke qi」「どういたしまして」

と中国語会話で習うかもしれないけど、実際にはあまり聞いた事がないです。ほとんどが

「不谢bu xie」って返してきます。

丁寧は店に行けば、「不用谢,谢谢你」とか言われる事もありますが、ほぼほぼ「不谢」か「好好」かと思います。

日本語でも「ありがとうな」って言えば「ええって」とか「ええよええよ」って返すのと同じです。

「ええって」っていうのは厳密に言えば「礼はええって」って事なんで、全く同じかと思います。

「どういたしまして」なんて杓子行儀な時しか使わないかと。

だから中国ではお礼を言わないというのは厳密に言えば違うかと思うわけです。

 

が、しかし!

人と人との距離感が近くなればなるほど

「ありがとう」はほぼほぼ言わなくなってきます。身内に対してなんて、恐らく使うことは皆無かと思います。

日本人には、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉の通り、幾ら仲の良い友人でも 時と場合によれば「この前はほんまありがとう、すまんかったな」ってお礼を言って謝ってってするやないですか。

また、車の助手席に乗せてもらった降りがけに

「ありがとな」とか「おおきに」とか言うと思います。というか、言うのが常識です。

だけど中国では、仲の良い友人は お互いに何かをし合って当然なので、礼は言いません。

軽くお礼を言うことは、軽くお礼を言うならば

言う必要はない。丁寧な礼も軽い礼も 相手に失礼にあたるという概念かと思います。

だから、wechat などで谢谢と送れば、中国では礼は必要ない!と返信されます(^^;)

まぁ…確かに 宇多田ヒカルの歌の歌詞に

「ありがとうと君に言われると何だか切ない」

って、似たようなフレーズがあったので、分からないこともないんですけどね…。

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だから親しくなればなるほど、中国の人達は

態度が急変したように感じることもあると思いますが、これは身内として思ってるんやと いいように解釈した方がよいかと思います。

乳液やら化粧水やらで、ギトギトになった携帯画面を毎晩拭いてあげてますと、始めの頃は

「谢谢〜」って言うましたが、今では 

無言で手渡され、無言で手渡し、無言で受け取るようになるわけですヽ(・∀・)ノ

 

「親しき仲にも礼儀あり」

ええ言葉やなぁ…。。

 

次回は「ごめんなさい」について書きますね。

こっちの方が日本人と大差ありすぎて、正直疲れる事もありますよ〜。

双流空港内のこと

《壁を吸うタバコ》

(喫煙室で発見)

成都の空港は、成都双流国際機場があります。

決して大きな空港ではなく市内中心部から

タクシーで約20分くらいの場所にあります。

空港全体の事は またいずれ詳しく

説明するとして、今日は喫煙室につい説明します。

恐らく中国の空港共通してだと思いますが

ライターは手荷物不可です。

自主的に出国審査前の没収ボックスに入れるか

もしくは手荷物検査で必ず引っかかって没収されるかのいずれかです。

タバコ自体は没収されませんし、iQOSも持込オッケーです。

無事に検査を通過して、幾らか免税店が並ぶ

搭乗ロビーに行きますと、

何故か喫煙室(吸烟室)が存在しています。

私はてっきりここ最近にライターの没収が改正されて、喫煙室を排除することができてないのかと思ってました。

だから 空港に到着して 空港ロビーに入る前に

外で目一杯 害煙を吸い込んで ロビーに向かってました。

というのも、やっぱり中国ですので

ロビーに入るだけで手荷物検査と てめぇの検査が必要なので、タバコを吸うために一旦空港を出れば また検査を受け直さなければならなくて

とても面倒くさい事になるからです。

僕の場合、両刀使いなので ライターを没収されれば iQOSで我慢すればいいのですが、飛行4時間余りとなると煙を吸っておきたいわけで…。

先日、喫煙室の前を通りかかれば、

閉鎖されてるわけでもない様子で、どういう訳か タバコを吸ってる人がいるではありませんか!

「この人達はどうやって検査をクリアした?」

とても不思議に思いつつ僕も喫煙室へ入りました。

iQOSなんて成都で吸ってる人は見かけた事ないし、プカプカ煙が立ち込めているので

とりあえず 誰かにライターを借りようと

「打火机(ライター)」と火を貸してくれ

ボディートークで話しかけたところ

2.3人の人に中国語で何やら言われたと思うと

一人の人が私の背後を指差しました。

「へ?」

と振り向けば

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なんだ…これ…。

理解に苦しんでる様子を見て、指差した人が

この機械に近寄ったと思うと、

この穴の中にタバコを入れて、壁に向かって

吸い始めました…(•'-'•)

すると緑色のランプが赤くなり、煙が出てきて

タバコに火が灯りましたw

なるほど!これで火を付けてたのか!

初めて知りまして「谢谢」とお礼を言って

私もトライ。

これがまたけっこう吸わないと火がつかなくて

火がついたあと、辺りに星がチラつきました。

これでやっと離陸直前にタバコを吸えるわ…と

思いつつ 喫煙室でゆっくりしながら、次から次へと壁に向かって吸い始める人々のさまが

とてもシュールに見えてきて 一人ほくそ笑んでました。

増してや、穴の間隔がとても狭いので

隣の人と頬を擦り合わせるくらいの距離で

壁に向かって吸わなければならず

これまた滑稽で面白いのです。

 

関空や成田の喫煙室で

「すみません…ライター貸して下さい」と

お願いされる人は、恐らく中国から帰国させた

人だと思います(^^;;

僕かもしれませんが

どうか貸してあげて下さいませ。

成都にあるあるスペシャル黒臭豆腐

《強烈すぎ…真っ黒臭豆腐》

(台湾の臭豆腐の何倍か…)

台湾の屋台でよく見かけるというか、よく臭う臭豆腐。

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(台湾の士林夜市は臭豆腐盛りだくさん)

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(ロケーションは素晴らしい九份も歩くと

プンプン漂う臭豆腐)

ここ成都の街にも色んな屋台がありまして、

やっぱり一際臭うのは臭豆腐なのです。

普通はきつね色というか、一見 揚げ豆腐みたいに見えるのですが、たまたま観光地で見かけた臭豆腐は色からして絶対無理っぽかったです。

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(石炭か)

今まで見たことない黒臭豆腐。

どうすればどのように料理すればこんな色に

なるのかまったくわからないし、知りたくもないくらい周辺一帯どえらく臭い。

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(作ってるお姉さんもマスクしてるんかぃ)

もう耐えられないので、立ち去ろうとお連れさんに翻訳機で告げようとしたのに

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(なんで串を取るのか…)

中国語で何やら店員さんに話したと思えば

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(やっぱり買いよった…)

なんやねん…この得体の知れへん食べ物…。

これは無理無理と翻訳なんかしてる余裕もなく

ボディートークで必死に断っても断っても

まったく受けいれようとしない。

多分、おそらく中国語で

「せっかく買ったんやから食べてみろや!」

と目を見たらそう言ってたんやと感じました。

いやいや、それやったら臭豆腐食べ慣れてる

「おたくからど〜ぞ〜って」ボディートーク。

向こうは向こうで中国語で多分

「いやいやせっかくだし あなたからど〜ぞ」

臭豆腐を譲りあいするたび、豆腐が揺れて

異様な臭いが漂って この時点で吐きそうになりました。

まぁ…

ちょっとだけ清水の舞台から飛び降りるかと

僕の方からチャレンジ。

震える前歯で舌はのどの奥底にしまっておいて恐る恐る噛んでみると、

やっぱり感触は揚げ豆腐。

おっ食えるか…と、お連れさんに

「食べれるでー」と告げようとした瞬間

口の中の臭豆腐臭を鼻が吸い上げて

本気でえずいて、速攻で吐き出す。

こっちは一応チャレンジしたから

あなたも食べるべきだと お連れさんに促す。

臭豆腐を食べたことのある人は ちょっとだけ

余裕かまして 僕より多めに口の中に頬張りはりました。(中国人って見栄っ張りだしw)

だけど瞬時に 臭豆腐を吐き出しはりましたw

中国人でも食べられへんもんを 誰が買って

誰が食べるのか…。

とても勿体ないけど、買った臭豆腐は

本当に腐るためゴミ箱へ…。

吐き切ってもほのかに香る残り香が、この場所へ行った思い出となりました。

成都に来られた時も 是非屋台をお試しあ〜れ。

成都市内のオススメホテル

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《まるで日本の寺に泊まってるみたい》

(吾乡禅悦宾馆(吾郷禅悦ホテル))

武侯区长寿路6号附5号

僕が成都市内で宿泊をしてた時は、

必ずこのホテルを利用していました。

料金もそれほど高くないのに

立地条件も良く、とても落ち着くホテルです。仏教をテーマにしたホテルかと思います。

従業員はすべて作務衣を着てて、とても穏やかで丁寧な接客をしてくれます。

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フロントもとても落ち着く雰囲気です。

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各階のロビーもとても静かで、日本の和を感じます。また何と言っても客層がいいです。

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いつもスタンダードの部屋に泊まってましたが

広さも充分で、とても清潔でした。

ベッドの硬さも最適で、ドライヤーやその他

全て完備されていますが、冷蔵庫はありません。

流石、常温国。

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窓から見える目の前の景色はいただけません。

成都市内の古い街並みですね。

トイレは様式で、浴槽はないですが

シャワーとトイレは別れてますし、湯の量も

申し分ないです。

但し、トイレは一度に沢山の紙を流してはいけません。確実に詰まります。

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食堂もほんといい感じで、従業員もとても

物腰の柔らかい人が多く好感が持てます。

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食事はいつも朝食のみの精進料理でした。

バイキン方式ですが、料理の質も良く

中国ではよく目にする紫米で作ったお粥と漬物がとても美味しかったです。

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なんとなく 穏やかな成都に似合うホテルです。

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http://www.360doc.cn/article/22937303_709328980.html

ここをタップすれば詳しく見ることができます

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booking.comでも予約可能なようです。

https://www.booking.com/hotel/cn/wu-xiang-shan-yue-bin-she.zh-cn.html

中国国内のアプリで予約すれば7,000円弱ですが、booking.comだと少し高めの設定です。

だけど、成都でお泊りの際は一度は泊まっていただきたいホテルです。

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双流空港からタクシーで15分、中心街まで地下鉄で10分のところにあります。

とてもマイナーなホテルですが、

利用価値は絶対アリです。

中国人とのコミュニケーション 会話

《中国で超便利な2つの翻訳機》

(備えあれば憂いなし!)

未だに会話レベルは2歳児です。

頑張って中国人と会話ができるように

勉強してますがまったく通用しません。

テレビを見ていて標準語(北京語)ならば

字幕を追いかけて、ああ確かに

ってくらいの短文なら少しだけ理解できますが

私が拠点においてるのは成都ですので周囲は

全て四川語です。

なんて言ったらいいのか、標準語はハキハキ

四川語は舌を巻きまくってるイメージがあり

まったくわからない。

ほんと毎回落ち込みます。

それでも何とか中国人と会話できる理由は

今から紹介する翻訳機さまさまなのであります

僕の場合、翻訳機は二刀流してます。

なぜ1台のみでないのかも理由があります。

それでも通用しない場合は

ボディートークに限りますww

翻訳機1台のみでは無理があります。

翻訳機もそれぞれ得意不得意があります。

ez:commu と 讯飞翻译机2.0

双方とも、出かける際は携帯とテザリング

部屋にいる際は、wifiを利用しています。

ez:commu

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写真の翻訳機は、ez:commuという翻訳機です

この翻訳機はAmazonで簡単に買えます。

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48ヶ国全て切り替え可能です。

英語→日本語  タイ語→日本語

全て翻訳可能です。

類似商品でポケトークとかありますが

僕の場合は、中国語を正確に翻訳してもらいたかったので中国語の翻訳に高評価のこの翻訳機にしました。

メリット

● 讯飞翻译机よりも丁寧に翻訳します。

2台とも同じ日本語を話して、話相手にどちらが正確かを確認してもらいました。

ただし、中国人が話す会話を日本語に翻訳する

能力は2台とも同じくらいです。

●軽い

小さくて軽いので、ポケットに入れてて

素早く取り出せます。

●48ヶ国の翻訳に対応している。

他国の翻訳能力は試していませんが、多分

ポケトークより優れてると思います。

デメリット

✖︎反応が少し遅い。

ワンテンポ遅れて翻訳してくるので、

たまにイライラします。

また、バグることもあるのでほんまイラつく

ことがあります。

このバグる事が原因で、

讯飞翻译机を買い足しました。

✖︎携帯の電波が届かない場合はただの箱です。

SIMカードを入れることもできる仕様ですが

電波が届かなければ、SIMカードの意味もない。

讯飞翻译机2.0

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この翻訳機は中国人のための翻訳機です。

日本では買えませんが中国のネットショップの

淘宝ならば購入できます。

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3,000元(49,500円)くらいしますので

とても価格が高いです。

成都市内の電化製品店で、その場で試しまくり

納得したうえで購入しました。

この翻訳機がなぜ中国人だけの翻訳機なのかは

ケースを見ていただくとわかる通り

中文→ABCとなっています。

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要するに、中国語と英語、中国語と日本語と

いったように中国語が主軸となっています。

従って英語と日本語の翻訳は出来ません。

それでもこの翻訳機が必要な理由は

メリットとデメリットを書いて説明します。

メリット

●とにかくテザリング時の反応が早い。

会話のテンポを崩さずに相手と話すことが

出来ます。

動画を見てもらえれば

反応の違いが分かります。

テンポよく讯飞翻译机の方が翻訳してるのが

明確に分かっていただけるかと思います。

タクシーの運ちゃんも感心してましたし

出国検査官も、ブザーのなったアイコス変換器そっちのけで、この翻訳機はどこで買えばいい?とか色々聞いてきました。

めちゃくちゃ欲しそうでした。

5.6人の検査官に囲まれました。

●電波が危うい場所でも使える。

携帯とテザリングしなくても、

蓄積してるデータの中で翻訳してくれます。

考えるため少し反応は遅いですが、この機能は

とても助かります。

チベットの山奥でも使えましたし、飛行機の中

でも使えます。

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実際に機内モードがあります。

●カメラで撮影した文章を翻訳できる。

駅の看板や、メニュー、パンフレット等

写真を撮れば翻訳してくれます。

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なかなか便利です。

Google翻訳も同じ機能がありますが

Google翻訳は中国では使い物になりません。

あんなもん使ってたらマジ喧嘩になりますよ。

これはまた次回、メール編で説明します。

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背面にカメラがあります。
●中国国内全ての言語を翻訳できるようになる

今、現在は英語しか翻訳できませんが

将来のアップデートで

四川語と日本語が翻訳できるようになります。

北京語と四川語、広東語、まったく通じない

言葉が多々あります。

●コンピュータの声が聞き取りやすい。

テレビ電話での会話も、この翻訳機ならば

相手側は認識してくれます。

人間の声に近いです。

●マイクの聴き取り能力が優れている。

デメリット

✖︎いつ、だれが、といった言葉を言わないと

かなり文章を割愛してしまいます。ですので、相手側は??といった表示になる事が多いです。

✖︎中国語が主軸なので中国以外利用価値はない。ギリギリ台湾くらい。

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日本語と英語の翻訳はできません。

✖︎操作表記やカレンダー等、全て中国語表記

設定方法など漢字を覚えるのに時間がかかる。

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この2台の翻訳機を使ってコミュニケーションをはかっています。
要約すれば、

中国人はイラチが多いので、道を尋ねたり、

会話のリズムを崩さないように話す場合は、

讯飞翻译机

時間も焦らず、ゆっくり話して表現できる場合

ez:commu

双方得意不得意があります。

一般的に広く浅く使えるのはez:commu

だと思います。

カメラ機能は付いてませんが、充分だと思います。

また2つの翻訳機を使って話をしたり、

メールを使って文章を打つ場合

共通して注意しなければいけないことは

いつ、だれが、どのように、だれと

といった時系列や主語は必ず必要です。

中国語には現在形も過去形も未来形も

ありません。

全て時系列を表現して初めて、現在、過去、未来を表現できます。

例えば、

「ごはん食べた?」

日本人同士ならば、

相手に、あなたは既にごはんを食べたのかを

聞いてることと理解してもらえますが、

中国人相手だと

「私ごはん食べる」

と表現されてしまう可能性があります。

全く意味が通じないです。

ですので、相手に話す場合は必ず

「あなたは既にごはんを食べましたか?」

と話したりメールを打たなければいけません。このルールを守れば

この2台は台湾でも使用する価値あります。

僕はこの2台で、道を尋ねたり、値交渉、

日常会話、冗談話、全てやりくりしてます。

因みに簡単な関西弁なら双方翻訳可能ですw

日本国内でも、

ご商売で観光客相手が必要な方は

お持ちになっていても無駄ではないかと思います。

また今度、

メールのやり取りについて紹介します。

中国の便利すぎるデリバリー

《マネーレスだからこそ進歩するデリバリー》

(外卖(ワイマイ)というシステム)

国土が広いからなのか、国民が動きたがらないのか不明ですが、中国はデリバリーが めちゃくちゃ充実してます。
僕の場合は、美团というアプリから

下の写真にマークしてる外卖というアイコンをタップします。

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1番上のアイコンは、左から 外食、映画、ホテル、マッサージやバー、デリバリーとなってます。二段目からはタクシーや、高速鉄道等が全て予約できます。
デリバリーを頼みたい場合は、右上のアイコンをタップします。

美团というアプリについては、また説明しますが、このアプリも もの凄いアプリです。

外卖(ワイマイ)
というのが、中国のデリバリーサービスのネットプラットホームの最大手かと思います。

飲食、果物、薬、花、日用雑貨、化粧品、その他、様々なものをデリバリーしてくれます。

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位置情報をオンにしたり、予め自分の住んでる住所を登録しておけば、このような画面になり、今の時間でも宅配可能な様々な店が出てきます。
1番上のアイコンは、左から 飲食店、ケーキやスイーツ、スーパー、果物店、薬局です。その他の業種もめちゃくちゃあります。

今、中国では21時半ですが、まだまだ色んな物が宅配可能な時間です。

飲食店のアイコンをタップすれば、夜中でも宅配可能な店が、頼んでる場所から近い順、もしくは早く宅配してくれる順に出てきます。

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例えば、ケンタッキーをタップすれば、このようにメニューが出てきます。

ケンタッキーでさえ、豊富なラインナップがあるので、欲しいものをタップすれば買い物カゴに入っていきます。

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こんな夜遅くに果物も宅配してくれます。

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ケーキや化粧品、薬までデリバリーです。

中国ではあまりコンビニを見かけない理由の一つかもしれないです。

夜中に腹が減って、吉牛行ったりコンビニに行く必要はまったくないです。

宅配料金も5元(80円)から9元(150円)くらいです。

雨降りで外に一歩も出なくても、食べるものに
困ることはないです。

中国では、昼や夜は基本、家で作るごはんを
食べる家庭が多いですが、
朝はデリバリーが多くて、特にお粥を宅配して
もらうことが多いようです。
200円くらいのお粥でも、たらふく入ってますので朝から腹パンパンになります。

支払いは、これも現金ではなくて前もって
全て、アリペイや微信支付で支払います。

ちなみにこの外卖ですが、
宿泊してるホテルの部屋や、病室まで運んできます。
一流ホテルも外卖をフロントで止めることは
ないようです。おそるべしです。

また、例えば、今 僕がここ日本にいて、
中国に知り合いがいれば、その人の住所を
知っていれば

宅配してあげることもできるわけです。

病院にヘルメット被って 食べ物ぶら下げて
病室まで入ってくるさまは、シュールです。

携帯画面のマップ上で 今 どこまで来てるかが一目でわかるので、慌ててトイレから出たりするわけです。

このデリバリーサービスは、日本もなんとか
ならんのかなぁ〜っていつも思います。

毎日、どこ食いに行こうと思うのが
めんどくさいですし。。

東京では、それなりにアプリで注文できる
ようになってた記憶がありますが
まだまだ比べもんにならないです。

中国も田舎に行けば、このサービスはまだまだ
モーラされてないようです。

iPhoneからでもこのアプリは

ダウンロードできるので
適当に都心部の住所を入力したら、
色んなサービスが見れるので面白いですよ。

中国の ところてん

《中国の夏の定番デザート》

(冰粉(ビンファン))

日本もだんだん暑くなってきましたが

成都は既に夏日和です。

日本と同じような気候で 春夏秋冬が明確にあり

その恩恵を受けて、果物や野菜、漢方などが

季節に応じて 楽しめる都市です。

昼間の気温は30度を超え、冷たいものが欲しくなります。

だけど基本的に中国は常温文化です。

ビールもコーラも指定しない限り、常温です。

※もちろん日本人が数多く利用させる店は

考慮してるとは思います。

今の若い子たちはハーゲンダッツなども

食べてますが、大概の人は 夏のデザートと

いえば 冰粉を食べてます。

街中でも屋台でも観光地でも 至る所に冰粉は

売ってます。

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(何もトッピングしてない状態)

寒天だとは思いますが、ソースは黒蜜です。

懐かしい味で、溶けきってない氷と寒天が

絶妙です。

これだけでもシンプルで美味いのですが

この冰粉に めいめい好みの果物やナッツを

トッピングします。

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(スイカやパイン、干し葡萄など色々)

冰粉を売ってる店は、店前にトッピング用の

具材が並べられてますので、好きな物を

好きなだけ盛付けする事が出来ます。

最初は 僕も干し葡萄とナッツやごま抵抗があった

のですが 段々とこれはこれでアリやなと

思うようになりました。

店によりドラゴンフルーツやドリアンといった

日本ではあまり目にしたり食べたりしない果物もトッピング出来るので、中国へ行かれた時は

是非お試しあ〜れ。

昭和を思い出しますので。

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(屋台の冰粉)

周囲すべて中国人に囲まれた屋台で食べる冰粉も、なんで日本人が此処にいる…?といった目線でジロジロ見られたりして、

アウェイ感を味わえますので なかなか楽しいですよ。

京都で上品に食べる あんみつや ところてん

とは、微妙に違います。

いや空気感はだいぶん違います(笑)

成都の火鍋

《見渡す限り火鍋店》

(成都の鉄板グルメ  火鍋)

成都市内には、火鍋店が至るところにあります。
市内だけで、2万店以上あります。
2万店です…。

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歩いてたら そこらじゅうに 火鍋 と書いた看板が
あります。
ほんまありえへんほど多いです。

元々は重慶が発祥みたいです。

有名店なら、常に待ち時間1時間くらい。
みんな外で、銭湯で見かけるイスに座り
簡易テーブルに置かれた 向日葵の種をバリバリ
食べながら待ってます。

なぜ、彼らは 向日葵の種をあれほど好むのか
未だに理解できひんです…。

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(全員携帯画面を見る様は日本と同じ)

待ち方は日本と同じ。名前を書いて 番号で
呼ばれるのを待つのみです。

店内に入れば、油と言うか、唐辛子というか
何ともいえない匂いが充満してます。

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(匂いは強烈だけど、店内は綺麗です)服装は、絶対ラフな服装を選ぶべきです。

2.3日干さないと匂いが取れません。

テーブルの真ん中に 店それぞれ独自の鉄鍋が
ドン!っとあります。
あらかじめ火鍋のダシと唐辛子と乾燥唐辛子が
入ってます。ダシなのか油分なのかは未だ不明
鍋の形態にもよりますが、
必ずセーフティーゾーンがあります。
白い部分です。 

ここは辛くないので、箸休めゾーンです。

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(唐辛子も辛いけど小さな乾燥唐辛子が強烈)

まずはメニューを開き、数ある漢字の中から
どの漢字を選ぶかがカギです。
大概のメニューは真っ赤なA3見開きで
所狭しと具のメニューが

漢字でひしめいてます。

僕は鼻っから選ばせてもらったことは
ありません。
とても中国人はせっかちですので、わざわざ
いちいち聞くのもめんどくさいんだと思う。

忘れずに頼んでもらわないと死活問題なのは
コーロです。コーラ。
ほぼ常温コーラが出てきますので諦めてますが
たまに缶に水滴がついてたら、ホッとします。

係のおばさんやお姉さんが鍋に火をつけてくれる間に、僕たちは、めいめいの薬味の準備にかかります。取り皿に、ネギ、剃りニンニク、その他不明な
自分好み薬味を入れ お店独自の小瓶に入った
ワンカップ大関みたいな瓶タレの蓋を開けて
取り皿に入れます。
このタレは ほぼ油ダレです。意外と透き通った
タレが多いです。

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(僕はいつもパクチースルーです)

中央の鍋からは むせ返る
ような湯気が唐辛子を煮込みます。
手元の取り皿も この時点でギラギラ。
中央に鎮座した鍋は

グッツグッツ煮え滾ってます。

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(見た目からして間違いなく辛いです)

ここで初めて、具の登場です。
どの店も共通で、最初にくるのは 多分 牛の
巨大な せんまいのようなものです。
ドス黒く サブイボだらけのせんまいが
切られずに運ばれてくるので、正直グロい。

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(慣れれば普通に食べれます。)その他は、ほんとさまざまで、
野菜はもちろんのこと、若竹、豚肉、牛肉
ワカメ、カニカマ等。

基本、内臓や腸が多いです。

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あかんのもあります。
豚の脳みそ、鶏の足先(ベムの手のよう)
アヒルの血を凝固したもの。

※写真は割愛させて頂きます。

アヒルの血なんて、最初はレバーやと思って
食べたら にたっと横目でじーっと見られるので
これは何?と噛んでみたら、

滋賀県の赤豆腐のような食感で、

めちゃくちゃ違和感ありました。
あとで、

正体を説明されて コーロを一気飲みしました。

豚の脳みそは、味はありません。
多分白子にそっくりやと思います。

そんなさまざまなな具が入った火鍋は
ピリピリっといった辛さではなく
口全体が 逃げ場のない辛さに包まれる感じです。

白ダレに逃げても、煮えたぎってるので
感覚が麻痺して 箸休めにはなりません。

箸休めは、コーラときな粉餅をあげたような
甘い揚げ餅です。

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(これがまた美味いんです)

大概太って日本に帰る最たる原因は、
この2つです。

本気で辛い店に行けば、1.5リッターの
コーラが無くなります。
もちろん僕1人で飲み干します。

彼らは、常温のお茶か暖かいお茶を飲みます。
どこで口や胃を休めてるのか理解できない。

僕なりのペースで食べたいが
中国人というのは、ガッツガッツ人の取り皿を
常に満タンにしてきます。
入れ方も荒いから、必ず滴が飛び散り
服に付着して帰ります(涙)

もちろんアクも出てるんでしょうけど
アク取りなんて誰もしません。

こうやって書いてたら ええとこなしのように
感じられるでしょうけど、
これがなぜか、どういうわけだか癖になります。
1週間に1回は必ず火鍋に行きます。
行きたくなるのです。

その理由は、やはり雰囲気がいいのです。
成都に来たなって、ここで滞在してる人に
なれるのです。
味も店によって違うようですが、
僕は辛すぎて味の分別はつきません。
だけど、火鍋を食べたくなるのです。

幸いにも、自分の胃とは相性いいのか
火鍋食べて下痢をしたことは一度もないです。

大概食べて、食べ散らかして
1人あたり1,200円〜2,000円弱です。

※下戸なんで酒代は入ってません。

翻訳機もぎっとぎっとで、文字も読めなく
なりますが、食を通じてコミュニケーションを
はかるのは、言葉はあまりいりません。

とにかく食べて辛そうな仕草を思い切りだせば
それで楽しいと思います。

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皇城老妈

 http://www.hclm.net/qgmd.php?sort_id=11311

(この火鍋店が成都で一番老舗です)

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(匂い覚悟で家でも火鍋を作ります)

初めて火鍋を食べに行った時に、

店内で流れてた曲です。

https://m.youtube.com/watch?v=cPWzc5C1Om8

(動画お借りします)

とても成都では有名な曲で、火鍋を囲む客の
雰囲気とがとても似合ってたのを忘れない。

成都では、あちこちで流れてます。

 

火鍋、いいっすよ。
成都、いいっすよ。