中国の ところてん
《中国の夏の定番デザート》
(冰粉(ビンファン))
日本もだんだん暑くなってきましたが
成都は既に夏日和です。
日本と同じような気候で 春夏秋冬が明確にあり
その恩恵を受けて、果物や野菜、漢方などが
季節に応じて 楽しめる都市です。
昼間の気温は30度を超え、冷たいものが欲しくなります。
だけど基本的に中国は常温文化です。
ビールもコーラも指定しない限り、常温です。
※もちろん日本人が数多く利用させる店は
考慮してるとは思います。
今の若い子たちはハーゲンダッツなども
食べてますが、大概の人は 夏のデザートと
いえば 冰粉を食べてます。
街中でも屋台でも観光地でも 至る所に冰粉は
売ってます。
(何もトッピングしてない状態)
寒天だとは思いますが、ソースは黒蜜です。
懐かしい味で、溶けきってない氷と寒天が
絶妙です。
これだけでもシンプルで美味いのですが
この冰粉に めいめい好みの果物やナッツを
トッピングします。
(スイカやパイン、干し葡萄など色々)
冰粉を売ってる店は、店前にトッピング用の
具材が並べられてますので、好きな物を
好きなだけ盛付けする事が出来ます。
最初は 僕も干し葡萄とナッツやごま抵抗があった
のですが 段々とこれはこれでアリやなと
思うようになりました。
店によりドラゴンフルーツやドリアンといった
日本ではあまり目にしたり食べたりしない果物もトッピング出来るので、中国へ行かれた時は
是非お試しあ〜れ。
昭和を思い出しますので。
(屋台の冰粉)
周囲すべて中国人に囲まれた屋台で食べる冰粉も、なんで日本人が此処にいる…?といった目線でジロジロ見られたりして、
アウェイ感を味わえますので なかなか楽しいですよ。
京都で上品に食べる あんみつや ところてん
とは、微妙に違います。
いや空気感はだいぶん違います(笑)