中国 四川省 成都 日常ブログ

中国 四川省 成都を中心とし、日本人の僕から見た中国を赤裸々に綴ってます

成都にあるあるスペシャル黒臭豆腐

《強烈すぎ…真っ黒臭豆腐》

(台湾の臭豆腐の何倍か…)

台湾の屋台でよく見かけるというか、よく臭う臭豆腐。

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(台湾の士林夜市は臭豆腐盛りだくさん)

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(ロケーションは素晴らしい九份も歩くと

プンプン漂う臭豆腐)

ここ成都の街にも色んな屋台がありまして、

やっぱり一際臭うのは臭豆腐なのです。

普通はきつね色というか、一見 揚げ豆腐みたいに見えるのですが、たまたま観光地で見かけた臭豆腐は色からして絶対無理っぽかったです。

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(石炭か)

今まで見たことない黒臭豆腐。

どうすればどのように料理すればこんな色に

なるのかまったくわからないし、知りたくもないくらい周辺一帯どえらく臭い。

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(作ってるお姉さんもマスクしてるんかぃ)

もう耐えられないので、立ち去ろうとお連れさんに翻訳機で告げようとしたのに

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(なんで串を取るのか…)

中国語で何やら店員さんに話したと思えば

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(やっぱり買いよった…)

なんやねん…この得体の知れへん食べ物…。

これは無理無理と翻訳なんかしてる余裕もなく

ボディートークで必死に断っても断っても

まったく受けいれようとしない。

多分、おそらく中国語で

「せっかく買ったんやから食べてみろや!」

と目を見たらそう言ってたんやと感じました。

いやいや、それやったら臭豆腐食べ慣れてる

「おたくからど〜ぞ〜って」ボディートーク。

向こうは向こうで中国語で多分

「いやいやせっかくだし あなたからど〜ぞ」

臭豆腐を譲りあいするたび、豆腐が揺れて

異様な臭いが漂って この時点で吐きそうになりました。

まぁ…

ちょっとだけ清水の舞台から飛び降りるかと

僕の方からチャレンジ。

震える前歯で舌はのどの奥底にしまっておいて恐る恐る噛んでみると、

やっぱり感触は揚げ豆腐。

おっ食えるか…と、お連れさんに

「食べれるでー」と告げようとした瞬間

口の中の臭豆腐臭を鼻が吸い上げて

本気でえずいて、速攻で吐き出す。

こっちは一応チャレンジしたから

あなたも食べるべきだと お連れさんに促す。

臭豆腐を食べたことのある人は ちょっとだけ

余裕かまして 僕より多めに口の中に頬張りはりました。(中国人って見栄っ張りだしw)

だけど瞬時に 臭豆腐を吐き出しはりましたw

中国人でも食べられへんもんを 誰が買って

誰が食べるのか…。

とても勿体ないけど、買った臭豆腐は

本当に腐るためゴミ箱へ…。

吐き切ってもほのかに香る残り香が、この場所へ行った思い出となりました。

成都に来られた時も 是非屋台をお試しあ〜れ。